「妄想力」を高め、論理的に伝えるブログ

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7日間で自己肯定感を上げる方法 根本裕幸

自己肯定感が低いと感じている人は珍しくないと思う。私自身もそう感じている。この課題を7日間で解消する為のこの本は、自分が好きなのブロガーさんオススメの一冊。

 

自己肯定感とは、ありのままの自分を認める事

人の顔色を伺って自分の意見が言えない敏感すぎる人。それは「他人軸」で生きていて、自分の心の声に従って生きる「自分軸」へ考えられるとイキイキと過ごせるようになります。これが自己肯定感を高める事になる。

 

自分らしく生きる為には、「自己肯定感を上げる事」「自分軸で考え行動する」この2つが両輪となって行動する事が欠かせない。

 

自己肯定感を高める7日間

 

1日毎に約30ページにわたり、自己肯定感を高める方法の説明とワークショップが用意されている。

 

1~3日目。自分へ意識を向け過去を振り返り今の自分の性格になるきっかけを見つめる

小学校時代の両親や姉との出来事を思い出し、その時の感情を感じる。不自由の無い一般的な家庭で育ったが、愛情表現が苦手な両親だった。父は亭主関白、母は心配性。その為か、愛という言葉を知らない状態で生きていた。姉たちとの仲は悪く、自尊心を傷つけられていた。学校では楽しく過ごし友達も多かったが、友情より打算的に付き合っていた。その当時から「何の為に生まれてきたのか」とよく考えていた。

 

 

4~5日目。自分を受け入れ、過去の自分に関わってきた人への感情を整理

心が傷ついていた自分を認められたのは最近の事。それまで強がって自分を成長させる事で、弱点を消し去ろうとしていた。もちろんいつも返り討ちにあっていた。家族を恨んでいた事もあった。自分が父親になり苦労をする事で、亡き父も大変な思いをしていた事が分かり「仕方なかった」と許せるようになった。母や姉たちが自分の子供達を可愛がってくれる姿を見るうちに、自分も愛されていたと思えるようになる。仕事や育児が上手くいかず、悩んだり逃げたりと自分の弱さを見せつけられた事で完璧な人間はいないんだという事をついに認める。そう、完璧な人間になろうとしていた。完璧になれない事で悩み、それを悟られないように陰で努力をして、ちょっと何かが出来ると他人を見下し傲慢になっていた。

 

6日目。自分の個性を強みにし、他人に助けを求める事をポジティブに受け入れる

この本を読む前に考えていた事だ。自分の個性を生かしたいと強く願っていた。そして、本当に困った時に誰にも助けを求める事が出来ず一人で悩み不安に心を支配されていた。本音を言ってバカにされるのが怖かったから。本当は自分の弱さをさらけ出して受け止めてくれる人を求めている。この運命の人に出会う為に、活発に動いてたくさんの人と出会ってきたと言っても過言ではない。自分が心を開かないから、運命の人に出会っていても、本音を伝える事ができない。

 

7日目。自分らしく生きる

自分軸で生きるよう変化し、小さな成長を見つけて認める。自己肯定感が高まり、自分が好きになり自身が持てるようになる。その過程は螺旋階段を上るように少しづつ確実に変化していくのだ。

 

この螺旋階段は分かりやすかった。経験をして成長しているはずなのに、同じような事で躓く事がある。その時に自分が全く成長していないと思ってしまうが、少しづつ成長はしているのだ。

8日目以降の過ごし方

先程の7日間で学んだ事を踏まえ、毎日コツコツと考え行動し続けていく事で自己肯定感を高めていく。突き詰めると自分自身を深く理解していく事なのでしょう。それでも悩んだり落ち込んだりする事はあるが、以前のように自分を見失わずに、自分らしく前に進めることでしょう。

 

なりたい自分へ向かってコツコツと小さく変化していく事が大切。それでも変化に対して心には負担になる。大きく変化すると混乱してしまう。自分と向き合い、自分自身を深く理解する事がナカナカ苦戦する。

 

今日の妄想

「他人と比べ何かが違う。何とかしなければ」とずっと思い克服する為に頑張ってきました。その正体が自己肯定感の低さだと思っていて、自分と向き合い過去のトラウマへ対処する方法を探しこの本に出会う。対処方法が具体的に説明されワークショップも紹介されている。大切なのは「あるがままの自分を受け入れ」「 他人を許し」「日々少しづつ変化していく」という事。いたってシンプルで、素直な気持ちで取り組めば、確実にできる事。それでも避けられない不都合な事もあるが、それが生きるという事なんでしょうね。