「妄想力」を高め、論理的に伝えるブログ

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「未処理の感情に気付けば問題の8割は解決する」城ノ石ゆかり

未処理の感情とその影響

私たちの悩みの大半は、心の中の未処理の感情が引き起こしている。未処理の感情は意識されずに現実の行動へ影響するため、なぜ上手くいかないのか気づく事が難しい。心が傷ついた事を認められず処理されないまま心に押し込め、潜在意識に収められている。

 

未処理の感情は日常のストレスに過敏に反応する。エネルギーの7割をこの感情を抑える為に使う人もいる。これに気づかずに頑張る事はアクセルとブレーキを同時に踏む事であり、思い望む成果を得られず自分を見失ってしまう。自分の人生が未処理の感情にコントロールされている事に気づいていないのだ。

 

未処理の感情の多くは、幼少期に感じた「幸せに暮らしたい」「贅沢をしたい」等の感情を感じてはいけないと思い込み、心の中に封じた為に大人になってからも自ら幸せを拒んでしまう。

 

 

未処理の感情により歪んだ認知を修正するABC理論

感情には構造があり、取り扱い方がある。未処理の感情は心の中で複雑に絡まり、本人にとって最も取り出しにくい場所に存在している。それを解きほぐすのがABC理論だ。

 

A:Activating event(出来事)

B:Belief(信念・固定観念・認知)

C:Consequence(結果・感情)

 

ABC理論では感情(C)は出来事(A)によって起こるのではなく、出来事(A)に対する認知・捉え方(B)によって生み出される。つまり人の感情はA→B→Cの順番で湧き起こっている。無意識に選択している認知・捉え方(B)が変われば、同じ出来事が起こったとしても感情や結果を変える事ができる。(B=ビリーフ)を意識化すると、感情や結果に対して落ち着いて対処できるようになる。

 

このABC理論のワークショップを紹介しよう

① (A)相手に冷たい態度をとられる (B)私が相手に失礼な事をしたと思う→(C)不安になる

② (A)相手に冷たい態度をとられる (B)相手は機嫌が悪かったんだと思う→(C)私の気持ちに影響はない

①と②では(A)は一緒なのに(B)が変わる事で、(C)を変える事ができている。

 

物事が上手くいく人は成功できるビリーフを選び行動する。目標達成にはガムシャラな行動ではなく、どんなビリーフを選び行動するかが重要。同じ失敗を繰り返す場合は、歪んだビリーフが歪んだ現実を作り出しているのだ。

 

歪んだビリーフを形成する過程

両親を愛し信じて頼らないと生きていけない子どもが、「親を信じられない」と思った時に心がシャットダウンする。これは無意識のうちに心が発動する自己防衛機能の事で、感じる事を強制終了してしまう。

 

この時に「人を信じられない」という初めての感情をどう処理するか分からずに心の中に閉じ込めた。「信じられない人がいる」事を認めたら危険だと認知し「人を信じなければならない」という歪んだビリーフを形成する事になる。

 

ビリーフを作り出した未処理の感情にOKをだす

歪んだビリーフに気づき、それを作り出した未処理の感情にOKを出す。そうするとビリーフを書き換えたり緩めたりできる。この歪んだビリーフを掘り下げると根源的ビリーフが見えてくる。根源的ビリーフには「私は○○でなければ~できない」というような条件付きの存在価値がつきまとう。

 

先ほどの例では「親を信じられなかった」という未処理の感情に「許し」を与えれば良い。「ああ、この親を信じられなかったんだな」と思うだけで、その「許し」は起こる。「誰かの一部分が信じられない人がいるのは自然な事だ」「誰かの一部分が信じられなくても、自分に価値がないわけではない」とビリーフを置き換える事ができるようになる。

 

不安を受け入れ自分の人生を生きる

不安を呼び起こしたビリーフと未処理の感情に気づき認める。そして不安を感じている自分を許し、その不安を素直に人に伝える事で現実が変わっていく。

 

ビリーフを意識した上で行動をして、小さな変化を受け入れる事でビリーフが置き換えられる。ビリーフを選択するというチャレンジをする時に、最初はドキドキして大きく揺れていた感情の振り子が、真ん中に落ち着いてくる時が必ずくる。

 

こうして自分の人生を生きる力が養われ、自分が自分の中心にいるという安定感を得る事ができる。今までのようなノウハウや成功事例を学ぶことより、自分が何を感じ何をするかという「自分を取り扱う力」がこれからの時代の新しい基準になってくる。

 

今日の妄想

私はたくさんの歪んだビリーフを持っている。多くは小学校低学年位に心が傷ついた事による未処理の感情が原因。以前は心が傷ついた事を認められなかった。しかし、ビリーフに目を向け自分と向き合い続ける事で、傷ついていた事を認め未処理の感情に気づく事ができた。この気づきの後にこの本を読んだのだが、簡潔に説明されている事に驚く。著者が未処理の感情を癒す講座や、インストラクター養成を実施しているのに興味もつ。場所が近かったら講座を受けたいです!