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「えんとつ町のプペル」著書 西野亮廣さん講演会(後編)

西野亮廣さんの講演会の感想の後編

前編はコチラ

 

西野さんのライバルはディズニー

西野さんはディズニーの大ファンだが、目標はディズニーを超える事。西野さんの一作目の絵本は3万部(絵本としては大ヒット)しか売れなかったと語る。良い物をつくれば売れると思ってたが、きちんと読者へ届けるプロセスを経て売れなければ存在しないのと一緒。

 

そこで前作の絵本で考えたのは、絵本の原画を無料で使ってもらい、各地で行われる原画展で絵本をお土産として販売してもらう。お土産は思い出を呼び起こす装置で心が動き買ってしまうのだ。お土産ビジネスで成功してるのはディズニーだ。

 

えんとつ町のプペル」は著作権もフリーにした。西野さんの知らないところでプペルのラッピング電車が走ったり、プペルをパロディーしたアダルトビデオが発売されている。このようなケースでその担当者はプペルを買うという戦略。

 

2年後に向けて映画「えんとつ町のプペル」を完成させる

プペルの映画も予定していて、物語の全容が明らかになる。今回の絵本はプペルの全容の1/6しか内容が盛り込まれてない。映画も著作権フリーにして、勝手にyoutubeにアップロードできるようにするという、既存映画と反対の戦略を事を考えている。コンテンツに価値があれば、知ってもらう機会が増え追い風になるのだ。

 

締めはプペルの歌を弾き語り

西野さんが作詞作曲した主題歌を、西野さんがギターを弾いて歌ってくれた。絵本を広める為の広告戦略を考えた時に、何年も残る広告にしたいと考えた。歌の著作権をフリーにして、主題歌を自由に歌ってもらい、知ってもらう機会を永続的に作るという戦略をとっている。

 

今日の妄想

西野さんが芸人活動や役者などやりながら複業という形で絵本を作っていたので、絵本の制作に長い時間をかけられた。これはプロの絵本作家にはできない事で、既存のルールや市場には乗らない事を徹底して行っている。しかし、西野さんはこういうアイデアには価値が無いと言う、自分で考えたアイデアを「形」にして初めて価値になると強く言っていた。形にしなければ意味がないのだ。西野さん自体にコンテンツとしての価値がありインパクトもあるのだが、話している内容も府に落ちる。私も自分のビジネスを創りたいと活動をしているので、背中を後押ししてもらう事ができた。