「妄想力」を高め、論理的に伝えるブログ

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「まんがで分かるドラッカーのリーダーシップ論」藤屋伸二

転職をすることになり、後輩に業務を引き継ぎしている。後輩上手く伝えられない事があり、マネジメント力を上げるチャンスと思いこの本を手にした。マネジメントといえばドラッカーだが、まずはマンガ版で雰囲気をつかむことにした。

 

リーダーが初めに行うべきは組織のミッションを考え定義すること

ミッションとはニーズを知り、ヒト、モノ、カネ、時間を使って、価値(顧客)を創造すること。我々の事業は何か問い、異論を表に出し「誰に」「何を」「どのように」販売するのかという経営戦略を決める。

 

メンバーをマネジメントするということ

マネジメントとは、やりたいことを工夫してやり遂げること。多くのリーダーが自分の言ったことをメンバーが理解したと思う。しかし誰も理解などしていない。成果を上げるには、自分を理解してもらうために時間を使う。メンバーとミュニケーションをとり、目的・目標・進捗状況など情報の共有化が前提となる。

 

メンバーのことを知ろうとすることも重要。管理するのではなくリードすること、支配ではなく方向づけすることを学ぶ必要がある。弱みには目をつむり強みを見出し、それを発揮出来る仕事やポジションを与える。仕事が要求するものではなく、その人にできることからスタートし、メンバーが自分のやり方で結果を出すことで自信や責任感が生まれる。

 

メンバーのカテゴリで対応方法を変える

一般社員の場合は自分の強みに気づいていないことがある。そこに気づかせ達成感を味あわせてやることが大事。

 

一方、専門家には指示を出してはいけない。専門家は自らの仕事が何であるべきか、優れた仕事とは何であるべきかを自ら決める。そして目標への理解が得られたら、高い成果を要求する。

 

モチベーションを引き出すには

1)強みを生かせる場所へ配置し

2)レベルの高い仕事を与え

3)自分の仕事を自分で評価できるような明確な情報を与え

4)経営者の視点で仕事を見渡す機会を与えてあげる

この4つのステップでメンバーのモチベーションを引き出せる。

 

リーダーに必要なもの

リーダーシップが発揮されるのは、真摯さ(誠実で高潔で、信念をもってブレない姿勢)が必要。その組織のトップが「何をどれだけ言うか」ではなく「何をどれだけ行うか」で組織文化が形成される。とにかく自分の強みを理解することに尽きる。強みを知るとは自分自身を知ること。リーダーこそ強みに基づいて仕事をしなければならない。強みを生かすことは、行動して実践することだ。

 

今日の妄想

今回久々にマネジメントの情報に触れた。論理的に考え話すことが得意ではなく、部下や後輩の対応には自信がなかった。今回転職するときにマネジメントの弱さが指摘されたので、後輩へ引き継ぎの際がマネジメントを学ぶのに良い機会となった。共感できる内容だったので、もう一冊ドラッカー関連の本を読もう。