「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで
先日出会った人に「お金について勉強するといいよ」と言われ、この本を教えてもらいました。
主人公には金持ち父さん(友達の父親)と貧乏父さん(実の父親)がいて、金持ち父さんに教えてもらったお金についての学びが紹介されている。
お金持ちの考えは「お金を自分の為に働かせるにはどうしたらよいか」という事で、お金の為に働く(ラットレース)のではなく、自分が作業をしないでお金を産む事(ビジネス)をするという事。
キャッシュフローとしては働いた収入を投資する事で資産形成をして、その資産を運用する事で得た不労所得で欲しい物を買う、またはさらに資産を買う。
また資産と負債の違いを知る事が大事で下記の通りと説明されている。
資産・・・不動産・株・手形・印税・ビジネス(自分が働かないで収入を生み出す物)
負債・・・住宅・自動車
お金に対する知識能力の事をファイナンシャルリテラシーといい、下記の4つの項目がある。
1)会計力・・・貸借対照表、損益計算書の財務諸表を読み解く力
2)投資力・・・お金がお金を作る化学。戦略と方式を決め活かすには、創造力を持つ右脳を働かせる
3)市場の理解力・・・需要と供給の化学。
4)法律力・・・税の優遇措置と、会社によって与えられる保護
会社を持つ事のメリットは、個人の所得税率よりも、会社の所得税率の方が低いからである。
会社は、稼ぐ→お金を使う→税金を払う
個人は、稼ぐ→税金を払う→お金を使う
簡単に要約するとこの様な事なのだが、お金の話以外にも、人間力を上げる事も大事だと教えていて、その方法も説明されている。
頭を使って想像力を働かせて「自分に見えていない事があるんじゃないか」と自問をする事。そして、人がやっていない事をやる事が推奨されている。
私もお金儲けというと罪悪感を感じ避けてしまうが、お金について学び正しいお金との付き合いをする。そして、お金に振り回されずに、自由な暮らしがしたいと思いました。
追伸
お金も大事だけど、人間の頭で考えた事の方が価値があって、頭を使って考え続けていく姿勢が大事ですね。