「妄想力」を高め、論理的に伝えるブログ

「妄想力(想像力)」豊かに、自分の頭で考えるスキルをアップしたい。思考停止のアンカリングから脱却してクリエイティブに生きる!お気軽にフィードバックいただければ幸いです。

ゼロイチセミナー 赤木優理

新規事業の手法が知りたくて東京まで行ってきた。会場はシェアオフィスで、参加費無料。飲み物とおにぎり2つがついてお得な内容。参加者は大手企業の新規事業担当者が20名程度。

 

イノベーションを起こす起業家と会社員の違い
講師の赤木さんはこの違いを研究している。
◾️会社員=正常な人
◾️起業家=発達障害みたいな人
という話から始まり、赤木さんも起業家で発達障害をカミングアウト。記憶力が良すぎて嫌な事が忘れられず苦しんでいる。startUp44田寮というコワーキングスペースを運営していて、一期生にはschooの社長が在籍。

会社員である正常な人が、起業家と同じ手法をとってもうまくいかない。という事で正常な人でもイノベーションが起こせるように、体系立てて講義を進めてくれた。

 

新規事業創出ナレッジ=「1人の顧客」理論
顧客の状態は下記の3層に分かれる。
1) 「不安(非ユーザー)」
2) 「問題(ユーザー)」
3) 「課題(お金を払ってくれる顧客)」
この3層に対して既存事業でカバーされているのがレッドオーシャンで、それ以外の事業になっていない部分がブルーオーシャン。3)の顕在化されてないニーズを持つ人を「1人の顧客」と呼び、解りやすいモデルが自分自身だという。このターゲットに対して課金をしていく事でナレッジが蓄積。その後に2)を顧客教育して3)へ導く事で新たなマーケットが創造される。

 

3つの海に潜む5つのイノベーション手法
ブルー・ピンク・レッドオーシャンに下記イノベーション手法がある。
1)シェア拡大型 商品ラインナップを増やす
2)リプレイス型 新技術×既存ニーズ。例、ユニクロヒートテック
3)ブルーオーシャン型 フェイスブックiPhoneなど
4)新市場ヨコ展開型 グローバル展開
5)OPENイノベーション型 ベンチャー企業とコラボ

それぞれアプローチ方法も違うのだが、1)2)は企業が普段から行っている手法で、レッドオーシャン。4)5)はピンクオーシャンになり、大手企業にはピンクオーシャン狙いが推奨。ネックは、5年後にはレッドオーシャンになってしまうのと、文化の違うベンチャーとのコラボが難しいそうだ。買収しても、彼らは早期に退職する事が多い。

 

非連続イノベーションに最適な人材を覚醒&発掘するか
では、会社の誰が適任かという事だが、日常業務の中でイノベーションのスキルを使う場面がなく、本人も自覚してないので探すのが難しい。素質のある人が既存業務と切り離された場面で、起業家体験を積み重ねればスキルが覚醒する。その環境を作る事が講師赤木さんのミッション。

 

どんなスキルを持った人なのかは赤木さんが作った30項目があり細かい資料をもらえた。ブルーオーシャン型の人材には下記のスキルが求められる。
パラダイムチェンジャー 常識や前提をひっくり返す能力
・アイディアホルダー 未来を先読みする力
・サービススターター 初期ターゲットが求めるサービスを構築、言語化、視覚化
・プロトタイプメーカー フィードバックが得られるレベルの試作品を作る
・スカウトマン 事業パートナーを巻き込み前に進める
マイルストーンデザイナー プロセスを描き管理・修正する力
思ったより幅広いスキルが求められる。

 

今日の妄想
自分や一緒に参加した方も新規事業にこのような構造がある事に感動していた。今までは新規事業と漠然と取り組んでた事に気付いた。この事は経営者でも知らない事が多く、まずは、この戦略について社内で共有する必要がある。赤木さんは6名以上集めれば(東京23区限定)無料で出張講義をしてくれる。とにかく、赤木さんのお話が分かりやすく面白かった!

我が子が主役の町。キッザニア

初めてキッザニアへ行ってきた。メキシコ発祥の子ども向け職業体験テーマパーク。妻と3人の娘たちは何度か行った事があり、朝7時から並び(開店は9時)アレとアレを体験んするという予定をたてていた。

 

2/3スケールの職業体験ビレッジ
90種もの職業体験が並ぶ街があるのだが、子どもサイズに合わせて建物や通路を走る車も約2/3スケールになっている。職業体験ブースは企業が直接手がけている為クオリティが高い。

 

職業体験ブースの会社がスポンサー
スポンサーは大手企業がほとんど。子どもが働く喜びを体験する事で、子どもと保護者へ特別なブランドとして親しみを持って認知をしてもらえる。集客力のある施設で宣伝効果もあり、スポンサー企業で働く社員のモチベーション向上にもなる。将来の採用にもプラスに働くだろう。

 

ブース毎のコスチュームが可愛い
消防士体験なら、消防士の制服を着て。ピザ屋体験なら、お店のロゴ入りエプロンと帽子を被って。と、ブーズ毎に可愛い制服を着せてもらえる。これが親にとっては嬉しくて、キュンキュンしているお母さんがたくさんいた。

 

子どもにとって、親にとって満足度が高い3つの理由
我が娘たちも大満足だったが、妻や私も大満足だった。その理由が3つあった。
1)子どもの教育に良い。
職業体験してキッザという通貨で給料をもらい、買い物をしたり貯金したりと本格的な体験ができる。親としては良い教育ができた実感があり満足度が高い。

2)主役になった我が子が見れる。
子どもに合わせたスケールの街と可愛いコスチュームにより、我が子が主役に見えて親として喜ばしい。

3)子どもが喜ぶ。
小学生くらいの子どもは、工作やワークショップが好きで、キッザニアのクオリティの高さに大喜び。さらに作ったお菓子や食べ物、撮影した画像をDVDで持ち帰れ思い出に残る。

私的には、2)の「我が子が主役になっている感」が親心を刺激しているのを強く感じた。親にとって自分の子どもは特別だし、子どもが主役になれば格別に嬉しい。そういう機会は滅多にない上に、教育の要素が加わり高い付加価値となっている。

 

今日の妄想
月曜日なのに入場規制される人気施設。親が子を思う気持ちを満たす要素が素晴らしい。教育・愛情を体験で共有できる時間を過ごせ、リピーターになりそうだ。キッザニアのように「本格的な体験による教育+我が子が主役」をアウトドアのフィールドで実現したいな。

 

13年勤めた会社を、あと1ヶ月で退職

来月から別の会社で働かせてもらうので、後輩に業務の引き継ぎをしている。当たり前だが、徐々に自分の役割が無くなっていくことがとっても寂しい。

 

29歳の時に今の会社に入って、たくさんの貴重な経験をさせてもらった。成長をして色々な事が出来るようになった。会社の外で個人的にイベントを企画する事もあり、もっと色んな事ができるんではないかとワクワクしている。

 

気がつくと社長もこんな気持ちで25年前に起業したのではと気づく。いつの間にか私は社長の背中を追っていた。私の会社は地域で自社ブランドのメディアを運営して、売上をあげて従業員を雇い税金を支払っている。普通の事だが、とてもカッコイイ事だと思っている。最高ではないか、これを地域貢献と言わず何と言うのか。

 

私は社長のように起業する訳ではなく次の会社で働く。でも気持ちは社長が起業した時の思いを、私も思い描き転職をすると思っている。自分ブランドのメディアを作りたいんだ。そして、改題を解決して社会を変えていきたいと思っている。

 

「自分らしく、希望の持てる暮らしの創造」を実現するんだ。

メモを取るということ

以前はメモをとならかった。しかし、ノートに書くということが楽しくなってきて、セミナー動画を見て、気になった部分をノートにメモしたりすることが楽しくなってきた。そこで、もっとメモを活用したいと思ったのでまとめてみる。

 

メモを取る目的

メモの一番の目的は、クリエイティブなことや自分にしかできない思考に対して時間を割く為。第2の脳である外部のハードディスクに記憶の部分を頼る事で、空いた自分の脳の容量を、想像力を要することにめいっぱい使う。

 

以前は、大事なことを忘れないようにする事が目的だと思っていたが、それ以上に価値のある目的があった。

 

メモをとるテクニック

メモを取るときに下記3要素が鍵となる。

1)ファクト…起こった出来事。

2)抽象化…ファクトを構成する要素

3)転用…この事例から何を学んで、どう実践するか。

 

ファクトに対して標語(タイトル)をつける

内容を構造化する事ができれば、標語もつけやすい。話を聞きながらリアルタイムで標語をつけられると、相手に分かりやすく内容を伝える事ができる。

 

話を構造化できれば、内容が理解しやすくなる

ノートをきれいに書く為には、頭の中で内容を構造化する必要がある。書く過程で頭を整理することが大事で、これが考えるスキルを向上させてくれる。

 

メモに対する執着心を持てば、自分の脳をもっとクリエイティブで難易度の高い仕事に咲くことができる。

 

今日の妄想

ここ1~2年くらい「考える」ということに取り組んでいる。それまで自分は考えているようで、外部からの刺激に条件反射で対応をしていた。

 

ファクト-抽象化-転用のサイクルを積み重ね、標語をつけることで、話すこと・書くことなどのスキルが上がるので取り組んでいく。

「まんがで分かるドラッカーのリーダーシップ論」藤屋伸二

転職をすることになり、後輩に業務を引き継ぎしている。後輩上手く伝えられない事があり、マネジメント力を上げるチャンスと思いこの本を手にした。マネジメントといえばドラッカーだが、まずはマンガ版で雰囲気をつかむことにした。

 

リーダーが初めに行うべきは組織のミッションを考え定義すること

ミッションとはニーズを知り、ヒト、モノ、カネ、時間を使って、価値(顧客)を創造すること。我々の事業は何か問い、異論を表に出し「誰に」「何を」「どのように」販売するのかという経営戦略を決める。

 

メンバーをマネジメントするということ

マネジメントとは、やりたいことを工夫してやり遂げること。多くのリーダーが自分の言ったことをメンバーが理解したと思う。しかし誰も理解などしていない。成果を上げるには、自分を理解してもらうために時間を使う。メンバーとミュニケーションをとり、目的・目標・進捗状況など情報の共有化が前提となる。

 

メンバーのことを知ろうとすることも重要。管理するのではなくリードすること、支配ではなく方向づけすることを学ぶ必要がある。弱みには目をつむり強みを見出し、それを発揮出来る仕事やポジションを与える。仕事が要求するものではなく、その人にできることからスタートし、メンバーが自分のやり方で結果を出すことで自信や責任感が生まれる。

 

メンバーのカテゴリで対応方法を変える

一般社員の場合は自分の強みに気づいていないことがある。そこに気づかせ達成感を味あわせてやることが大事。

 

一方、専門家には指示を出してはいけない。専門家は自らの仕事が何であるべきか、優れた仕事とは何であるべきかを自ら決める。そして目標への理解が得られたら、高い成果を要求する。

 

モチベーションを引き出すには

1)強みを生かせる場所へ配置し

2)レベルの高い仕事を与え

3)自分の仕事を自分で評価できるような明確な情報を与え

4)経営者の視点で仕事を見渡す機会を与えてあげる

この4つのステップでメンバーのモチベーションを引き出せる。

 

リーダーに必要なもの

リーダーシップが発揮されるのは、真摯さ(誠実で高潔で、信念をもってブレない姿勢)が必要。その組織のトップが「何をどれだけ言うか」ではなく「何をどれだけ行うか」で組織文化が形成される。とにかく自分の強みを理解することに尽きる。強みを知るとは自分自身を知ること。リーダーこそ強みに基づいて仕事をしなければならない。強みを生かすことは、行動して実践することだ。

 

今日の妄想

今回久々にマネジメントの情報に触れた。論理的に考え話すことが得意ではなく、部下や後輩の対応には自信がなかった。今回転職するときにマネジメントの弱さが指摘されたので、後輩へ引き継ぎの際がマネジメントを学ぶのに良い機会となった。共感できる内容だったので、もう一冊ドラッカー関連の本を読もう。

 

 

 

 

私の人生の目的を聞いてください

先日A社さんの勉強会で目標設定についてお話を聞いた。実際に理念やビジョンを書き出、5つのステップを設定した。その内容をブラッシュアップして、私の人生の目的を、理念やビジョンなどをまとめた。

 

ステップ1) 人生理念(人生の土台となる価値観)

→「自分らしく、希望の持てる暮らしの創造」。

 

私自身つい最近まで自分らしくすることができず、未来に希望が持てなくて不安を紛らわすように暮らしてきた。自分らしくできないと、他人の価値観で生きていく事になる。そうやって生きてきた事で、何度も燃え尽きていた。

 

今日より少しでも明るい未来になると希望の持てる暮らしを創りたい。希望をもって暮らしている人は、他人に希望を与えられる人。そういう人を増やしていく。

 

ステップ2) 人生ビジョン(理念を構築するビジョン、人生の目的を明確にする)

→メディアを使い情報発信することで、より良い社会をつくる。

 

「自分らしく、希望の持てる暮らしの創造」を実現し、より良い社会をつくりたい。自分のメディア・サービスをつくり情報発信を続け、暮らしの提案をしていく。

 

私は対面でのコミュニケーションより、メディアなどの媒体を通して人と接する方が強みを発揮できる。今もフリーペーパーやWEBのメディアを会社員として運営していて、地域の人の暮らしに少しかもしれないが貢献している実感がある。

 

ステップ3) 目標の設定(目的を遂げるための目標を設定する)

→5年後に年商10億のメディアを作る。

 

所属する会社で新規事業の立ち上げをやるが、この目標に基づき行動していく。根拠はないができると思う数値だ。この目標は最初の一歩であり、達成すればさらなる道がひらける。

 

ステップ4) 計画化(目標を達成するまでの計画を立てる)

→ファミリー・シニア層向けのメディアで課題を解決する。

 

子育てを経験して、この2つの層でたくさんの課題を感じた。両親のサポートがなかったら、子育てをやってこれなかったと思う。この課題を解決することで、子どもが成長する環境を良くしていく。若い世代が希望を持つことが、明るい未来になる。

 

ステップ5) 日々の実践(日々の実践に落とし込み行動する)

→ブログ・Twitter等のSNSやイベントで、感動と行動を提供。

 

目的を成し遂げる為には、日々行動あるのみ。このブログやTwitterを軸に情報発信をしていき、リアルでのイベントも実施していく。「感動と行動」を小さくても日々提供してく。自分の頭で考えたことを行動により実現することの積み重ねが、自分だけの道をつくりゴールへ導いてくれるのだ。

 

今日の妄想

理念やビジョンは勤めている会社で明言されているが、自分個人の理念などをまとめるのは初めて。自分のやりたいこと、仕事でやることを一つの道筋にでき、ブレない軸を持てた。ビジョン明確になったことで、もちまえの行動力を存分に発揮できる。今後、課題にしている現場へ訪れる予定もあり、41歳にして人生の本番をスタートすることができた。

書店トークライブvol.3を開催

私は静岡市の書店で著者を招いてトークライブを主催している。先日はvol.3を無事開催する事ができた。約80名が参加してくれ、1時間程のお話を聞いてもらった。

 

トークライブの目的
書店を「本が売っている店」から「知的好奇心を刺戟する人との出会いの場」にする事でアマゾンとの差別化を目的に、このイベントを企画している。書店が地域の知識・文化レベルを上げているので、書店と著者の担う役割が大きく、その効果を最大化させる事が地域の未来に関わる。

 

他にも、このようなメリットがあり私のインセンティブになっている。
・地元の著者を応援する→地元で本を書く人が増える
・書店で本を買う人が増える
静岡市で楽しいイベントを増やして魅力的な街になる
・自分がイベントノウハウを身につけられる
・自分が会いたい著者を呼べて、仲良くなれる
・自分の人脈を広げられる

 

トークライブを企画するきっかけ
都心では著者が書店でトークイベントをしているのを耳にするが、静岡ではあまり聞く事がない。それでは私がやってみようと2016年に、私の知人が書籍を発行したのをきっかけに始めた。

 

トークライブ企画内容
トークライブは、私・著者・書店の間でお金のやりとりは発生していない。
著者は本を発行してから、書店に書著を平積みで販売してもらう「書店営業」をする事がある。トークライブでは著者に書店営業として来てくださいとお願いしているので、ノーギャラで交通費も自腹で来てもらっている。このような条件で静岡まで来てくれる著者には本当に感謝だ。

 

書店にはお店の一画と、インストアライブ用の機材を無償でお借りしている。書店さんの話題作りと、数十冊の本の販売に貢献はしていると思うが、お付き合いでやらせてもらっているのが現状である。誠に感謝である。

 

トークライブには著者ともう一人ファシリテーターにも出演いただいている。もちろんノーギャラで。地域の人の情報リテラシーを高めたいという意識の高い方で、熱心に手伝ってもらっている。

 

チラシの印刷は、地元の印刷会社に協賛してもらった。おかげでチラシをお店に置いてもらったり、知人がイベントやセミナーで配ってくれ集客する事ができた。

 

著者へのオファー方法
今回は著書を読んだ事をtwitterつぶやいた事で著者と知り合い、オファーを受けてもらった。著者も初めてのパターンと言っていた。このような繋がりを持てるのはtwitterならではだ。普段からtwitterで発信をして、自分の活動を認知してもらう必要を感じる。

 

打ち上げが楽しい
トークライブ後の打ち上げは静岡市らしさを感じられるお店で打ち上げ。今回は東京と大阪から来てくれた友人にも参加してもらい、楽しいひと時を過ごした。そこから幾つかの新しい企画の話も出てきて、たいへん有意義な時間を過ごす事ができた。

 

今日の妄想
自分もボランティアで動いているのだが、お金では得られない価値をたくさんいただいている。本当に多くの方の協力で実現している。厚かましいようだが、今後もこのイベントを続けていきたい。次回の著者にも出演の承諾をいただいている。

 

参加者から「今回の著者のファンで、静岡で著者に会えてよかったです」と感謝の言葉をかけてもらったが、この事が一番感動した。なんだかんだ言っても、参加者に喜んでもらう事が一番大事だなと改めて思った。著者も書店も読者の為に仕事をしてるから、そりゃそうだよね。

 

まだコンセプトが定まっていないので、ブラッシュアップしていこう。